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皇太子殿下お誕生日特別企画③ 皇太子殿下のホロスコープが示すもの

2019.02.27(12:02)

従来どおりの読み方だと困難が多そうな殿下のホロスコープで少し心配になりますが…
イテザ様にさらに解説していただきましょう。
(以下、イテザ様寄稿)


☆ハーフサムによる、その特徴の解釈☆

ハーフサムは極めて有用な技法で、考え出されて数十年を経ています。

残念ながら、少なくとも日本ではあまり普及していないようです。

その理由は「気を遣う」「手間がかかる」「時間がかかる」。

徳仁親王のホロスコープは、ハーフサムなしでは「素晴らしさ」がわからないものなのですけれどね。



ハーフサムについて、私なりの解釈を記します。気を付けて書きますが、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
その場合は、ご指摘いただければ幸甚です。

ハーフサムは、まず12星座と度数を数値化することから始めます。

円形のホロスコープを12分割ですから、ひとつの星座で30度まで占有します。

一番目の星座・牡羊座0度を0とします。

二番目の星座・牡牛座0度を30とします。

三番目の星座・双子座0度を60とします。

四番目の星座・蟹座0度を90とします。

五番目の星座・獅子座0度を120とします。

六番目の星座・乙女座0度を150とします。

七番目の星座・天秤座0度を180とします。

八番目の星座・蠍座0度を210とします。

九番目の星座・射手座0度を240とします。

十番目の星座・山羊座0度を270とします。

十一番目の星座・水瓶座0度を300とします。

十二番目の星座・魚座0度を330とします。



徳仁親王の太陽は魚座3.41度で、333.41となります。

金星は水瓶座3.11度で、303.11。

ハーフサムは「足して2で割る」。

333.41+303.11=636.52

636.52÷2=318.52

318.52とは、水瓶座18.52度のことです。

この水瓶座18.52度は、徳仁親王のDES(7室カスプ)水瓶座19.22度に合。

誤差(オーブ)は1.5度とします。

ハーフサムの主要軸〇〇/▲▲は、だいたい40ほどあります。



ハーフサム太陽/金星は、そのものズバリ。自分が愛情を感じる対象です。

DESは、ASCと180度の位置にある「他人との関わり」の象徴です。

究極の「他人との関わり」は結婚で、7室は「結婚のハウス」とも呼ばれます。

雅子妃のことをどれほど愛しておられるか、よく表れているのですね。



ハーフサムの軸にヒットする感受点は、ホロスコープ作成360度の中に8あります。

つまり、45度ごとにヒットします。

徳仁親王の太陽魚座3.41(333.41)/MC牡牛座13.09(43.09)のハーフサム値は牡羊座8.25度(08.25)。

333.41+43.09=376.50 ですが、360度を越える時は牡羊座越えで、360をマイナスします。



時計の文字盤の数字は、12の次に1です。24時とは言っても25時とはふつう言いません。
(芸能界ではそんな言い方をするそうですね。)

それと同じ理屈。



08.25(牡羊座8.25)の次のハーフサム軸の感受点は、

+45で53.25(牡牛座23.25)、45度を足し続けます。

その次は98.25(蟹座8.25)、

その次は143.25(獅子座23.25)、

その次は188.25(天秤座8.25)、

その次は233.25(蠍座23.25)

その次は278.25(山羊座8.25)

その次は323.25(水瓶座23.25)、

これが全ての、8感受点です。



徳仁親王の月(山羊座17.47)、木星(射手座28.57)、

ハーフサム月/木星=287.47+268.57=555.104

104は、度数は60で繰り上がりますから、556.44となります。

556.44÷2=278.22(山羊座8.22)

上記の 太陽/MCのハーフサム感受点(山羊座8.25)にヒットします。



☆太陽/MC=月/木星 この図式が成立します。

「社会に対して堂々と振る舞うことが、内面の幸福に繋がる」

☆太陽/木星-合-火星 この図式は45度ポイントではなく直接のヒットです。それだけに強力です。「積極的に、幸福を追い求める。前向きに生きることに幸福を感じる」



☆そして、太陽/水星-合-8室カスプ 「私は皇室の祖先を思う」
この、太陽/水星-合-8室 は、敬宮さまにも遺伝したハーフサムです。



ハーフサムにより明らかになった、徳仁親王のホロスコープ。

天皇と言う特殊な立場にふさわしい方だと思います。
(以上イテザ様寄稿)



イテザ様、詳しい解説いただきましてほんとうにありがとうございました。

深い解析をすると、皇太子殿下のすばらしいところが現れてくるのですね。
次代、素晴らしい賢帝を戴くことのできるわたしたちは幸福ですね。
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皇太子殿下お誕生日特別企画② 皇太子殿下のホロスコープが示すもの

2019.02.27(11:55)

では、イテザ様に解説に入っていただきましょう。
(以下、イテザ様の寄稿)



☆支配星(ルーラー)について☆

12の星座には、それぞれその星座のあるじとも言うべき、支配星が定められています。
各星座と(ルーラー天体)は以下の通りです。



牡羊座(火星)、牡牛座(金星)、双子座(水星)、蟹座(月)、獅子座(太陽)、乙女座(水星)、
天秤座(金星)、蠍座(冥王星、射手座(木星)、山羊座(土星)、水瓶座(天王星)、魚座(海王星)



占星に用いる主要天体は10なので、水星と金星は星座を掛け持ちしてます。

ルーラー天体の中には、本来の星座にいれば「のびのびと長所を発揮できる」天体もあると感じます。

本来の星座と180度の位置にある星座にいると「長所を発揮できない」場合があるようです。
これは、個々人のホロスコープの状態によるため、断言できません。今のところ、月のみ確認中。



☆その特徴 1  従来の占星学手法によるもの ☆

徳仁親王のホロスコープの個性は、ハーフサムと言う技法なしでは語ることができないと思います。

もしも従来の各ハウスとアスペクトだけの解釈をするならば、けして良好な出生図ではないのです。
「極めて特殊な環境に生まれた」ことがわからない。



太陽120海王星は、海王星を支配星(ルーラー)とする魚座が太陽星座の

徳仁親王にとって、本当に幸いと感じます。

しかし、冥王星とは誤差2度以内の180度。

冥王星の「破壊と再生」の強制執行が、生涯のうちで必ず起こる。

ただ、このハードアスペクトは「太陽を始めとする天体が進行してゆくことにより、
出生図の当該天体(冥王星)から離れる分離」なので、

「天体の進行により、当該天体とオーブ(誤差)のない完全なアスペクトを形成する接近」よりは、ほんの少し気楽だと思います。



接近の例 敬宮さまの太陽射手座9.05と冥王星射手座14.52。

5才時のプログレス太陽射手座14.09

6才時のプログレス太陽射手座15.10

オーブなしの太陽-合-冥王星が形成されます。

出生図の冥王星射手座14.52、プログレス冥王星射手座15.06に5~6才で合となる、まるで時限爆弾のようです。

お父さま徳仁親王も敬宮さまも、平穏無事な(平凡な)人生を送ることが許されない配置と言えましょう。



未来予測技法プログレス一日一年法について、わからないと言う方は、

「西洋占星術 プログレス」で検索していただければこのコーナーより丁寧な解説が記してあるでしょう。

「西洋占星術 ソーラーリターン」も同様です。



皇太子さまの月は、本来の居場所・蟹座と180度の位置・山羊座にいます。

月にとって居心地のわるい山羊座は、現実的な苦労を与える天体です。

月は母親・プライベートな感情・理想の妻の姿のシンボルです。

母親や妻(男性の場合)、理想の妻の姿(女性の場合)に関して、トラブルがある。

そして、月が山羊座にめぐるたび、感情を傷つける体験をする。

最初の山羊座リターン月は、昭和天皇崩御でした。

次の山羊座リターン月は、雅子妃の心身の不調あたりでした。

しかも、月と土星は合(=)。

そして、月と天王星は150度。

月とASC(天王星と合)も150度。

お小さい頃の個人的に感情は「ご自分の出自」が「他の子供」と違うことを不思議に思われたかもしれません。

「他の子供」どころか弟宮に比べても厳しく躾けられることについて、疑問を持たれたかもしれません。



皇太子さまの土星が本来の居場所である山羊座に居るのは、土星の長所も強調されるため、私はかえってよかったと思います。

土星の長所は「責任感の強さ、義務、真面目さ、根気」などです。

土星の声に耳を傾ければ、知恵のある老人になることができます。



土星は現実的な苦労と義務の重い天体で、太陽や月のアスペクトがあることを、
もしくは未来予測で主要天体とのアスペクトを形成することを嫌がられる方も多い。

しかし、義務と責任から逃避した人間が中高年になった時の内面のみすぼらしさは、なんとも哀れなものです。



皇太子さまのASCには天王星が乗っております。

天王星は革新の天体です。皇太子さまのDES7室水瓶座のルーラー。

皇太子さまのご生涯は「革新」の色彩を帯びるはずです。

この天王星は、正確なASC獅子座19.22より、1度ほど12室に入っていますから、ASCは12室の特質「秘密、明らかにできないもの」の影響を受けた天王星に支配されると思います。
(以上、イテザ様寄稿)



…、雅子さまの不調もくっきりホロスコープから読み取れるとは少し恐ろしいぐらいですね。
さらにイテザ様の解説は続きます。


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皇太子殿下お誕生日特別企画① 皇太子殿下のホロスコープが示すもの

2019.02.27(11:42)

次期天皇となる皇太子殿下、どのような星の元にお生まれになったのか、大変気になりますよね。

皇太子殿下のお誕生日に際して、今回もまた、占星術にお詳しいイテザ様に殿下のホロスコープについて
詳しく解説していただきました!
以下はイテザ様の寄稿によるものです。
まずはホロスコープと星の角度等の資料から。



☆☆☆徳仁親王殿下のホロスコープ☆☆☆        by イテザ



1960年2月23日 16時15分 宮内庁病院(35N40 139E45)ご誕生



☆占星学的基本データ(各占星ソフトによる誤差0.01度程度あり)



太 陽 魚座3.41度 45月 120海王星 180冥王星

月   山羊座17.47度 60水星 合-土星 150天王星 135冥王星

水 星 魚座21.04度

金 星 水瓶座03.11度 合-火星 90海王星 150冥王星

火 星 水瓶座00.05度

木 星 射手座28.57度 120冥王星

土 星 山羊座15.16度 60海王星

天王星 獅子座18.23度 

海王星 蠍座09.05度

冥王星 乙女座4.55度

ドラゴンヘッド(DH)乙女座25.54度

ドラゴンテイル(DT)魚座25.54度

セレス 山羊座29.50度

ジュノー射手座20.13度

キロン 水瓶座20.49度



第1室ASC 獅子座19.22度 合-天王星 冥王星 入室

第2室 乙女座12.37度 DH

第3室 天秤座10.32度 海王星 入室

第4室IC 蠍座13.09度

第5室 射手座17.38度 月 木星 土星 入室

第6室 山羊座20.14度 金星 火星 入室

第7室DES 水瓶座19.22度 太陽 入室

第8室 魚座12.37度 水星 入室

第9室 山羊座1.34度 

第10室MC 牡牛座13.09度

第11室 双子座17.38度 

第12室 蟹座20.14度



※オーブ 合(0度)、90、120、180度は8度まで 60度は6度まで

45、135、150度は2度まで採用 次頁より「度」を省略させていただきます。

また、各ハウス、天体の説明、未来予測の技法についても「敬宮さまのホロスコープ」のコーナーにて記しましたので、

お父さまの徳仁親王のコーナーでは省略させていただきます。

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皇太子殿下平成31年お誕生日記者会見

2019.02.25(17:30)

皆様、皇太子殿下へのあたたかいお誕生日メッセージ有難うございます!

皇太子殿下の素晴らしい記者会見内容を宮内庁HPより転載いたします。
少し長いので別トピを新たに設定させていただきました。
奉祝コメントを入れたい方は、引き続き前トピに入れていただきましたら幸いです。




皇太子殿下お誕生日近影


問1 殿下が新天皇として即位されるまで残り2か月余りとなりました。皇太子としての歩みを振り返るとともに,即位を控えた現在の心境や,新たな時代に臨む決意をお聞かせください。皇室全体では皇族の減少や高齢化が進んでいますが,殿下はどのような皇室の将来像を描かれていますか。

皇太子殿下
今から30年前,昭和から平成の新しい御代への移り変わりを,私は,皇居の吹上御所で迎えました。深い悲しみの中に,一つの時代が終わったという感慨が,頭の中を駆け巡ったことを記憶しています。立場が変わったことを認識しつつも,最初しばらくは,「皇太子様」と呼ばれても,何か実感が湧かなかったことを覚えています。ただ,昭和の時代から,回数は限られますが,現在の両陛下の御公務に御一緒したり,昭和62年には,私自身も昭和天皇の国事行為臨時代行を務めさせていただくなどしたことは,皇太子としての準備を進めさせていただく機会になったものと有り難く思っております。

実際に皇太子となってからは,自分の中でもその役割に対する自覚というものがより根付いてきたように思います。特に,平成3年2月に立太子の礼を陛下に執り行っていただいたことで,その気持ちがより強くなったことを思い出します。

皇太子としての活動を行うに当たっては,国民の幸せを願い,国民と共にありたいと思っておられる陛下をお助けすべく,皇太子として自分に何ができるかを常に考えながら,一つ一つの公務に取り組んでまいりました。私は,様々な行事の機会に,あるいは被災地の視察として,各地を訪問してまいりましたが,国民の中に入り,国民に少しでも寄り添うことを目指し,行く先々では多くの方々のお話を聴き,皆さんの置かれている状況や関心,皇室が国民のために何をすべきかなどについて,的確に感じ取れるように,国民と接する機会を広く持つよう心掛けてまいりました。こうしたことは,今後とも自分の活動の大きな柱として大切にしていきたいと思います。

国際親善とそれに伴う交流活動も皇室の重要な公務の一つであると思います。これについては,これまで30か国以上を親善訪問し,また,日本に来られた賓客や外国青年代表,国際賞受賞者等多くの外国の方とお会いする機会がありました。こうしたことが,日本と各国との友好親善の一助となったのであれば幸いです。また,これらの経験によって,自分自身も世界に対する視野を広げ,関心を深めることができたように思い,有り難く思っております。

平成28年8月8日の天皇陛下のおことば以来,これから私が担うこととなる重責について,改めて思いを巡らせる機会も増えてきましたが,その度に,両陛下のこれまでの御苦労と御努力に感謝と尊敬の念を覚えます。また,両陛下から,様々な機会に,多くのお話を伺わせていただいていることも,今後公務に取り組んでいく際の大きな道標しるべとなるものであり,大変有り難いことと思っております。

これからのことを思うと,とても厳粛な気持ちになりますが,引き続き自己研鑽さんに努めながら,過去の天皇のなさりようを心にとどめ,国民を思い,国民のために祈るとともに,両陛下がなさっておられるように,国民に常に寄り添い,人々と共に喜び,あるいは共に悲しみながら,象徴としての務めを果たしてまいりたいと思います。また,以前も述べたとおり,私が長年携わってきました「水」問題についても,そのことを切り口に,豊かさや防災など,国民生活の安定と発展について考えを巡らせることもできると思います。日本の変化に富む豊かな国土は,同時に,自然災害,例えば台風や豪雨,津波などの影響を受けやすいことから,「水」問題への取組で得られた知見も,これからの務めの中で,国民生活の安定と発展を願い,また,防災・減災の重要性を考えていく上で,大切にいかしていきたいと思います。

皇室の将来像についての御質問については,男性皇族の割合が減り,高齢化が進んでいること,また,女性皇族は結婚により皇籍を離脱しなければならないということは,将来の皇室の在り方とも関係する問題です。ただ,制度に関わる事項については,私からこの場で言及することは控えたいと思います。

皇室の在り方に関しては,国民と心を共にし,苦楽を共にする皇室,ということが基本であり,これは時代を超えて受け継がれてきているものだと思います。過去の天皇が歩んでこられた道と,天皇は日本国及び日本国民統合の象徴であるとの日本国憲法の規定に思いを致し,国民と苦楽を共にしながら,国民の幸せを願い,象徴とはどうあるべきか,その望ましい在り方を求め続けることが大切であるとの考えは,今も変わっておりません。

同時に,その時代時代で新しい風が吹くように,皇室の在り方もその時代時代によって変わってくるものと思います。私も,過去から様々なことを学び,古くからの伝統をしっかりと引き継いでいくとともに,それぞれの時代に応じて求められる皇室の在り方を追い求めていきたいと思います。

問2 天皇陛下は4月30日に退位されます。象徴としての務めを果たしてこられた天皇陛下と,支えてこられた皇后さまに,どのような思いを抱かれていますか。また,退位という形でのお代替わりについては,殿下はどのように捉えていらっしゃいますか。

皇太子殿下
天皇陛下には,御即位されて以来,長年にわたり,日本国憲法の天皇の規定と,歴代の天皇の歴史に思いを致され,常に国民の幸せを願い,国民に寄り添い,苦楽を共にしながら,象徴天皇としてのお務めを果たされる中で,そのあるべき姿について全身全霊をもって模索をしてこられました。また,皇后陛下には,そうした陛下のお気持ちを心から共有され,常に陛下をお支えになってこられました。そして,陛下には,そのような皇后陛下を敬愛され,両陛下で御一緒に歩みを進めてこられました。こうした両陛下のこれまでの歩みに思いを致す度に,両陛下に対して深い感謝と敬意の念を覚えております。両陛下には,今後とも末永くお健やかにお過ごしいただけますよう,心よりお祈り申し上げます。

また,両陛下がこの30年余り,一つ一つの行事を大切に思われ,真摯にお務めに取り組んでこられるお姿を,私も,そして雅子も,間近に拝見する機会を頂いてまいりました。そのようにお側そばで学ばせていただいたことの幸せを改めて噛かみ締めるとともに,両陛下のお心遣いに感謝申し上げます。そして,そのお姿をしっかりと心に刻み,自己の研鑽さんに励みつつ,今後とも務めに取り組んでまいりたいと思います。

私自身について言えば,両陛下のお手許もとで温かい家庭において慈しみを受けながらお育ていただき,また,音楽やスポーツの楽しみを教えていただいたり,留学といった得難い経験をさせていただいたりしたことが,自分にとっても大きな糧となっていることに深く感謝をしております。

退位という形でのお代替わりについての質問ですが,陛下の御退位については,以前もこの場でお話したとおり,陛下が「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないか」と御案じになられていることに,とても心を揺さぶられましたが,そのようなお考えに至られた背景については,十分にお察し申し上げます。私としましては,こうした陛下のお考えを真摯に受け止めるとともに,常に心にとどめ,これからの務めを果たしていく考えです。

問3 ご家族についてお伺いします。雅子さまは着実に活動の幅を広げられていますが,皇后になられたあとの活動の見通しや,殿下が感じられた変化についてお聞かせください。また,春に高校3年生になられる愛子さまの今後の進路や将来の活動について,ご家族でどのような話をされていますか。

皇太子殿下
雅子は,この1年も,体調に気を付けながら,公私にわたりできる限りの務めを果たそうと,種々の工夫を凝らしつつ一生懸命に努力を積み重ねてきております。そうした努力の結果,昨年12月の誕生日に際しての感想の中でも述べておりますとおり,活動の幅が,少しずつではありますが,着実に広がってきていることを,本人もうれしく思っておりますし,私も共にうれしく思います。

その過程では,訪問先などで多くの方々から笑顔で温かく迎えていただいたことは,雅子にとって本当に大きな支えとなっておりました。私も雅子と共に,改めて国民の皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

一方で,着実に快復してきているとはいえ,依然としてその途上にあり,体調には波もありますので,雅子には,引き続き焦ることなく,少しずつ活動の幅を広げていってほしいと願っております。

今後は,自身の置かれる立場が変わることで,公務も多くなる中,一朝一夕に全てをこなせるようになるわけではないと思いますが,雅子は,これからも体調に気を付けながら快復を目指して更に努力を重ねていくと思いますので,国民の皆様には,引き続き快復を温かく見守っていただければと思います。雅子には,これまで,私や愛子のことにもいろいろと良く心を配り,私の活動を支えてきてくれています。私も,できる限り力になり,雅子を支えていきたいと思っております。

愛子は,この1年,英国イートン・カレッジでのサマースクールや秋の関西地方への修学旅行などを経て,一段と成長を遂げたように感じております。青春期には誰しもが経験するように,こうした得難い経験を通じて,自分の世界が大きく広がったものと思います。

これからの数年間は,自分自身が,将来について,いろいろと思いを巡らせる時期になりますので,お友達や先生方など周りの方々と語り合い,自身での思索を深めていってほしいと思います。

イートンでのサマースクールや修学旅行,学校の課題など,普段から,愛子から私たち二人にいろいろと話をしてくれていますし,大事な事柄については,その都度相談に来ることもあります。今後とも,大学への進路といった将来のことやその時々の悩みなどについて,相談を受けることもあると思いますが,親として,本人の気持ちをしっかりと聞きながら,良い助言ができればと思っております。

問4 秋篠宮さまは昨年のお誕生日の記者会見で,新天皇が一代一度限り臨む大嘗祭のあり方について持論を述べられました。即位にかかわる一連の皇室行事について,殿下はどうあるべきだとお考えでしょうか。

皇太子殿下
即位に関わる一連の皇室行事の在り方については,平成のお代替わりの折の前例を踏まえ,政府において十分な検討を行った上で決定したものと理解をしております。また,様々な事項の決定については,私も折々に説明を受けてきております。したがいまして,今回政府が決定をした内容について,私がこの場で何か述べることは控えたいと思います。

問5 残り2か月余りで「平成」が幕を閉じます。「平成」とはどのような時代だったとお考えでしょうか。

皇太子殿下
平成の始まりというときに,私は,同じ年に起こったベルリンの壁の崩壊を思い起こします。私は,その2年前の昭和62年に,ベルリン日独センターの開所式に出席するため,当時の西ドイツのベルリンに行きました。その時見た,冷たく聳そびえるベルリンの壁は,人々を物理的にも心理的にも隔てる東西の冷戦の象徴として,記憶に深く刻み込まれるものでした。その後,平成元年11月にベルリンの壁が崩壊し,東西のベルリン市民が壁を登っている姿に,新たな時代の到来を感じました。平成という時代は正に,この新しい世界の動きとともに始まったと言えると思います。

冷戦の終結を受けて,二極の対立構造はなくなったものの,各地で内戦や地域紛争が増加しました。これに対して,日本は,開発援助のほか,復興支援や人道支援も積極的に行うことにより,世界の人々から高く評価されるようになりました。また,ノーベル賞の受賞や,スポーツ,文化といった分野でも,日本人が国際的に評価され,あるいは活躍する場面が増えましたが,これは平成時代の特徴ではないかと思います。オリンピックを例に挙げるまでもなく,平成を通じて特に,十代の中高生を始めとした若い人たちの活躍が目立ったように感じ,とてもうれしく思います。陛下がおっしゃっているように,平成が戦争のない時代として終わろうとしているわけですが,戦後長く続いてきた平和な日本の社会において,この国の未来を担う若い人たちが,夢を大切にしながら自分の能力を発揮できる環境が整ってきたことの証あかしであると思います。私も,これまでいろいろな場で若い方々と御一緒する機会を大切にし,その熱意や息吹を感じて心強く思ってまいりましたが,これからも若い世代の活躍を願いつつ,見守っていきたいと思っております。

また,平成は,人々の生活様式や価値観が多様化した時代とも言えると思います。それは,ITその他の科学技術の飛躍的発展によって,更に推し進められた部分もあると思います。今後は,この多様性を,各々が寛容の精神をもって受け入れ,お互いを高め合い,更に発展させていくことが大切になっていくものと思います。

他方で,少子化や高齢化の進行は,日本のみならず,多くの国で大きな社会問題となっています。今後の日本にとり,諸外国の経験や知識を参考にしながら,この問題について考えていくことが必要な時代になっていると思います。

平成は,また,地震や津波,台風や集中豪雨といった数多くの自然災害に見舞われた時代でもありました。多くの人が命を落とされ,また,生活の基盤を失われたことは,大変心の痛むことでした。そうした中で,災害救助や復旧・復興の折に示された「絆きずな」とも称される助け合いの精神には,日本の人々の優しさや秘めた強さを見る思いがいたしました。そうした不幸な出来事が発生する度に,両陛下には,被災地に向かわれ,困難な状況にある人々に寄り添ってこられるなど,お力を尽くしてこられました。両陛下が,国民と共にありたいと常に願われ,そのお気持ちを体現してこられたことが,私の心に深く残るものと思います。

<関連質問>
問1 殿下は,30年以上にわたって,国民文化祭に出席されてこられましたが,来年度以降は象徴天皇として国民文化祭に臨まれることとなると思うのですが,臨むに当たっての抱負や思いなどをお聞かせいただけますでしょうか。

皇太子殿下
立場が変わることによって,今まで両陛下がなさってこられたいろいろなお仕事を私が受け継がせていただくことになります。そして,両陛下が今までなさってこられたことをよく学び,それぞれの行事に心して出席したいと思っております。それから,今お話のありました国民文化祭については,私が第1回から出ている行事ですし,特にその地方地方でいろいろな文化がある中で,自分たちの文化を再発見し,そしてまた新しい文化を創り上げていくという理念の下に創られた行事であると理解しております。近年は,障害者芸術・文化祭も一緒に行われることになりましたので,より内容の深いもの,濃いものになってきていると思います。いずれにしましても,一つ一つの行事に新しい天皇としての立場で,心して出席していこうと思っております。

問2 来年はオリンピック・パラリンピックが開催されます。殿下は去年,パラリンピックのマラソン選手,道下(みちした)さんの伴走をなさいました。その時の率直な御感想と何か新たな発見がございましたら,お聞かせください。

皇太子殿下
オリンピック・パラリンピックについては,特に両陛下が皇太子時代から大変心を寄せてこられたものだと思います。そして,両陛下が日本の障害者スポーツ大会へ大きな貢献をされたものと私も思っておりますし,障害者スポーツ大会について,両陛下から今までもいろいろなことを伺ってきております。来年にはオリンピック・パラリンピックを控えております。そのような中で,園遊会で道下みちしたさんとお会いしまして,私がジョギングを趣味としていること,よくこの御用地の中を走っており,園遊会の会場となっている場所もよく走っているというお話をしましたところ,御一緒する機会があればと先方がおっしゃってくださいました。私としましても,そういうパラリンピックの選手の人たちがどのように競技に臨んでいるのか,パラリンピックとはどういうものなのか,ということを私自身も理解するいい機会だと思いましたので,その申し出を喜んでお受けすることといたしました。私が心配したのは,どのように目の見えない方を走りながらリードしたらいいのか,しかもひも一本で結ばれている状態ですので,どのように声を掛けてリードしていったらいいかということで,事前に書物を読んだり,あるいは動画を見たりして少し研究をいたしました。実際に御一緒してみて,私自身も最初は少し緊張しましたけれども,楽しくとてもいい経験をさせていただいたように思います。一例を挙げますと,例えば2メートルくらい先にマンホールがありますということを道下みちしたさんにお話しようと思いましたら,気が付いた時にはもうマンホールの上にいるような感じで,走っていると随分スピードもあるんだなと思いましたし,実際に伴走の方がどのように選手をリードされているのかということも私も分かって,自分としても大変いい経験になったと思います。もう一言付け加えさせていただきますと,三重県で障害者の施設に行きました時に,ボッチャをやっている場面を見せていただきました。その時に,そこにおられた選手の方が私にボールを渡して,やってみませんかと言ってくださったので,実際に投げてみると,やはり意外に難しいものだと思いました。このように自然な形でパラリンピックの競技を自分自身が体験できたということは本当に自分にとっても良かったと思っております。そして,来年のオリンピック・パラリンピックを大変楽しみにしております。

問3 先ほど雅子さまについては御体調のところは伺ったんですけれども,今後の御活動の,御活躍を期待される分野といいますか,内容といいますか,どうお考えなのか,例えば国際的なものなのか,それとも若い人たちの活躍の環境を整えられることですとか,また,困難な状況に置かれている人たちに寄り添うことですとか,どういった内容で御公務,御活動をされていってほしいとお考えでしょうか。

皇太子殿下
今は体調の快復に一生懸命取り組んでおりますし,将来的には自分としてできることが見つかることを,私も心から願っておりますが,現在は,そういうものを少しずつ模索しているような段階なのではないかと思います。雅子自身もいろいろ海外での経験もありますし,このグローバル化の時代にあって,国際的な取組など本人だからできるような取組というのが,今後出てくると思います。今具体的にどういうものかということは,お答えできないのですけれども,先ほども申し上げましたとおり,本人も一生懸命努力をしながら快復に努めておりますので,何かいい取組に将来出会うことができれば,私も大変うれしく思います。
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皇太子殿下、59歳のお誕生日おめでとうございます!

2019.02.03(18:07)

皇太子殿下はこのたび59歳のお誕生日を迎えられました。

皇太子殿下 59歳お誕生日写真
(宮内庁提供写真)

59歳お誕生日雅子さまと
(宮内庁提供写真)

平成が終わり、5月からはそう、皇太子殿下が天皇として即位され新しい御代始まります!
緊張感もおありでしょうが、ご幼少の頃からお世継ぎとして帝王教育を受けてこられて来た殿下のこと、
周りの喧騒をよそにお心構えもすでに完璧で落ち着いたお気持ちかもしれません。

「雲間よりさしたる光に導かれわれ登りゆく金峰(きんぷ)の峰に」

本年の歌会始の皇太子殿下のお歌です。今のご心境が現れているのではないでしょうか。

皇太子殿下としての最後のお誕生日、
ぜひ皆様のあたたかいメッセージをお寄せください!
皇太子殿下のこの一年のご活動のごく一部をご紹介いたしましょう。
(以下、特に記載のない写真は宮内庁提供写真です)


2018.3.16 ブラジルご旅行 世界水フォーラムご臨席

世界水フォーラムの「水と災害」ハイレベルパネルで基調講演される皇太子殿下(外務省hpより)
  世界水フォーラム

皇太子殿下の第8回世界水フォーラム御臨席(概要)
 外務省HP

第8回世界水フォーラム
「水と災害」ハイレベルパネルにおける皇太子殿下基調講演
  宮内庁HP

日本の外務省や国土交通省などもかかわっている世界への貢献度も高い重要な国際会議なのに、
私的ご旅行の扱いなのが不思議ですね。


東宮御所にいらっしゃる時もご接見でご多忙です。
雅子さまとご一緒のこともしばしば。

2.27 ご接見 国際緊急援助活参加者
国際緊急援助活動参加者




  4.5  ご接見(平成29年度富士スカウト章受章代表スカウト)
平成29年度富士スカウト章受章代表スカウト

 
 
  4.11 ご接見(ブータン首相夫妻)
ブータン首相夫妻


 
  4.20 ご接見(行政官長期在外研究員)
行政官長期在外研究員

   
  7.26 ご接見(青年海外協力隊帰国隊員)
青年海外協力隊帰国隊員


  7.30 ご接見  第57次本土派遣沖縄豆記者とお話しになる皇太子同妃両殿下(東宮御所)
mamekisha.png



もちろん宿泊を伴う行啓も数多くありました。
特に8月、9月はかなりのハードスケジュールでいらしたようです。
   
  5.25 滋賀県行啓(第29回全国「みどりの愛護」のつどいにご臨席、併せて地方事情をご視察)
第29回全国「みどりの愛護」のつどい式典

米原市地域包括医療福祉センター「ふくしあ」で通所児童に声をおかけになる皇太子同妃両殿下
滋賀・ふくしあ



  7.31~8.2三重県行啓(平成30年度全国高等学校総合体育大会にご臨場、併せて地方事情をご視察)
全国高等学校総合体育大会

高校生とのご交流に臨まれる皇太子殿下
三重県 高校生と交流




   8.4~5 兵庫県行啓(第100回全国高等学校野球選手権記念大会ご臨場、併せて地方事情をご視察)
甲子園

兵庫県立こども病院の入院患児に声をおかけになる皇太子同妃両殿下(兵庫県立こども病院(神戸市))
兵庫県立こども病院



   8.7~8.8石川県行啓(第17回日本スカウトジャンボリーご臨場、併せて地方事情をご視察)
スカウトジャンボリー会場


   9.7~9.15 フランスご訪問
フランスリヨンの空港で関係者の出迎えを受けられる皇太子殿下(産経新聞HPより)
皇太子殿下 フランス 

フランスご訪問に際しての皇太子殿下の記者会見


   9.25~9・26福岡県行啓(第4回世界社会科学フォーラム開会式にご臨席,併せて平成29年7月九州北部豪雨災害復興状況等をご視察)
九州世界科学フォーラム

九州、朝倉市で被災者を見舞う両殿下
九州被災者お見舞い




9月は天皇皇后両陛下より引き継いだ「敬老の日」にちなむご公務もありました。

9.21 ご訪問(特別養護老人ホーム東京清風園(敬老の日にちなみ)

東京清風園HPより
「9月21日(金)、皇太子同妃両殿下のご視察を受けました。
「敬老の日」にちなむもので、ご利用者·ご入居者のボールを使った体操や手芸の人形作りを見学していただきました。
参加者お一人おひとりにとても丁寧に話しかけていただき、明るい笑い声が絶えない温かなひとときでした。」
  
 

このようにご公務でご多忙を極めていらっしゃるのみならず、今年はリオデジャネイロパラリンピックの視覚障害者女子マラソン銀メダリスト、道下美里さんの伴走をおつとめになりました。

「皇太子さま、お忍びでパラ選手の伴走 動画サイトで準備」
朝日デジタルより
「2人が出会ったのは昨年11月の園遊会。道下さんが「機会があれば一緒に走りたいです」と伝えたところ、皇太子さま側から返答があり、伴走が実現した。」

皇太子殿下らしく、伴走中はとても細やかなお気遣いを道下選手にかけられたご様子が記事の中で伝えられています。
さまざまな立場で頑張る方々に寄り添いたい、なんだか次代の素晴らしい天皇陛下像が見えてきそうな気がしてきますね。


那須でのご静養の時も地元の皆様と暖かい交流がありました。

熱烈な皇室ウォッチャー様のツイートより。
那須でのご一家
ウォッチャーさんの撮影にも笑顔でお答えに。

どなたに対しても分け隔てない笑顔の殿下。素晴らしいですね。



そして家族サービスもお忘れになりません!
昨年の12月9日には雅子さまに音楽のお誕生日プレゼントをなさいました。

biora.png


「皇太子さまがビオラご演奏 学習院定期演奏会 55歳誕生日の雅子さま、愛子さまもご鑑賞」(産経新聞)
産経新聞サイト

皇太子殿下って、完璧すぎると思いませんか?

こんな皇太子殿下に、ぜひ皆様のあたたかいねぎらいとお祝いのメッセージをお寄せくださいませ。


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2019年02月

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